コンプ

backbeat2011-06-19

一ヶ月ぶりに用事がない日曜日だったので寝たかったのだが、いいかげん近所ばかり回っていても気分が塞ぐばっかりだ。ィヨメの提案で岡本太郎美術館に行くことにした。生誕100年の企画展が7/3で後期展示と入れ替わるんである。竹橋でガチャガチャ取って以来、ドタバタですっかり忘れていた。あぶねーあぶねー。常設展の赤い入口やこれでもかと楽しく攻めてくる展示にも圧倒されましたが、企画展大部屋のど真ん中にパイラ星人の実寸大風船が佇んでらしたのがとても良かったです。
以前南青山の岡本太郎記念館で貰ったままになっていたスタンプラリーのハンコを押して帰る途中、まだ昼だし、どうせ南武線経由なんだから、残りのスタムプも押してっちゃおうぜと予定変更。溝の口で降り、昔数年住んでいた土地勘で大山街道沿いのふるさと館まで行き、入口に放置してあるハンコを勝手にゲット。また駅前まで戻ってバスに乗り、とどろきアリーナ市民ミュージアムへ。発車したバスは、今ふるさと館から戻ってきた通りの道を通り、ふるさと館からちょっと行ったところのバス停に到着。すぐ乗れんじゃん。土地勘ねえんじゃん。とほほ。
着いたアリーナのメイン側ではカラテ(カラーテ)の大会をやっていたのでサブ側に行き、事務局でハンコの所在を尋ねると、おばちゃんやらおじちゃんやらおねえちゃんの職員さんがやたら集まってきて、どの壁画がどこにある、これはメイン側にあって、今日はカラテ(カッラーテ)だからきょうは見れないかなあ、と教えてくれた。
そもそもこのサブアリーナ側も今は避難所になっていて、そこらじゅうに物資が積んであったり、スペース確保のために掲示板が壁(画)際に押しやられていて鑑賞どころじゃなかった。ご苦労さんです。おじゃましてすいません。一方の市民ミュージアムでは、受付デスクの奥にハンコが片付けられてた(苦笑)。携帯でなにやらくっちゃべっている受付の大きいお姉さんを目の前で待ち、「そこのハンコ出してください」と詰めよる。カッラーテでヒナンの方が片付けちゃってんなら「すいません」くらい言うけどよ、エーガだシャシンだアートだ言うてる方はちゃんと置いとけや。
結構歩き疲れたけんども、ついにこれでスタムプラリー・コンプリートである。コンプリート者には、青山の記念館、向ヶ丘遊園の美術館の招待券が各2枚(各、です)と、修了証が貰えるのだ。美術館も記念館もとても良かったのでぜひまた行きたいが、そもそも美術館のチケット半券自体が次回半額割り引き(しかも2名まで)になる。そのうえ、そもそもそもそもの入場料は900円だ。招待券はありがたいけれども、なんかもうサービスっぷりがハンパねえな。がんばっててちょうだい。ドタバタのうさもバイタルな表現(丹下先生が美術館のビデオでしきりに仰っておりました)と川崎散歩でだいぶん晴れた。
ちなみに、ラリーの紙を貰ったのも個々のハンコを実際に押したのも俺ではないが、修了証の名義は俺である。理由は、世帯主。