ルーレットと探検

久し振りにエドに出たので今日は理系の情報系の本を見ないと決めた。あれほぼ全部実用書だからさ。「すぐ使えるルビーオンレイルズ」なんて、IT以外の世の中から見たら「今日から始めるデイトレーディング」と同じじゃん。実用書ばっか読んでると人間がダメになるよ。いや別にデイトレでもscript/generateでも文句ありませんけど。別にRails入門書はもう持ってるので読みませんけど。
そんなん言いつつムツカしい本やレアな本を引く訳もないのがアテクシ。

久生十蘭短篇選 (岩波文庫)

久生十蘭短篇選 (岩波文庫)

買ったりゆうは、ひさおじゅうらんせんせいはいつも面白いのと、表紙が格好いいルーレットだからです。カラーなんですね最近の岩波は。へー。ついでに表紙の文字も軟らかめのゴシックになってました。あと、図書館で古い文庫を借りまくっている目から見ると行間がちょう広くて読みやすいです(笑)。
もうひとつ。ィヨメが図書館に行って発見してきた。
洞窟探検入門 (文庫クセジュ)

洞窟探検入門 (文庫クセジュ)

是非貸してくれと頼んで、早速目次を見てみる。

  1. 人間と洞窟
  2. 洞窟をさがす
  3. 探検に行くための装備
  4. 横穴に入る
  5. 縦穴に入る
  6. 水没した洞窟に入る
  7. 凍結した洞窟や氷河洞に入る
  8. 熱帯と洞窟
  9. 危険と救助
  10. ディギング(陥落などで埋まっている洞窟を掘って進む)の技術

など。これは素晴らしい。だってまず「探す」ところから始めて「装備」だぞ(笑)。更に追ってみると、

  • 縦穴に入る
    1. 技術の進歩
    2. ワイヤーラダーの出現
    3. ウインチ
    4. 確保ロープとナイロン製ロープ
    5. シングルロープ・テクニックとその関連装備
    6. アンカー

などなど。やべえガチじゃないっすかこれと狂喜していたら、ィヨメはそこまでアツくねえからと放置したのでいただいた。当分これ読みます。1968年にアメリカのパーティーがメキシコの洞窟で導入して以来シングルロープテクニックが普及したのですが、これをフランスで改良したものがアルパインスタイル・テクニックだそうです。
あ、これもしかして実用書?