エンスーLinux

ちょっと余裕が出来たので、家PCにGentoo Linuxを入れてみることにした。まったくいい加減にしてくれよ。おかげでこっちの仕事は1ヶ月手つかずだっつの。そこは10月に延ばすよう交渉してあるから、ちょっと一休み。
Gentooならport風のportageっつーので、基本「全部自分で設定」だからちゃんと入るだろ。CD焼いて入れて...うわー生rootプロンプトだよ。生fdiskだよ。久しぶりに見たな。これはしかし、なかなかよろしいね。今はシュッコーしてしまった後輩が好きだった理由がわかるわ。全部自分でやるんだけれども、やらなければならないところは最低限に絞ってあるんだね。わかりにくいか。つまり、どう設定するにしろやるだろう、ダウンロードやコンパイルってのはできるだけ自動で動くように、かつ、configureのパラメータみたいのはできるだけ全部、外部から設定できるようになっている。VimEmacsのモード設定なんかは全パッケージ共通に指定できるようになってるあたりが親切。ええと、rubyだろうがapacheだろうが"vim-syntax"って設定しとくと*.rbやhttp.confのfiletype定義があれば全部インストールされるってこと。
最初のインストールだけじゃ、Xも入ってないっつーのがガチ(笑)。emacsvimもありませんが、nanoはあります(笑)。あと、autotoolsとmakeとgccは入ってます(パッケージは自分でコンパイルするから)。386BSDで遊んだ頃を思い出します。変にパッケージの前バージョンを探して無理矢理入れたりしない分、考えるのが楽だ。


と、愚にもつかぬ無駄口をたらたら書いているのは理由があります。現在、大変参考になるGentoo インストールハンドブックを参考にインストールしてましてね。まあサクサクと書いたある通りに進めて(よくまとまってる)、ccacheも挟んだりして、お、なんですか、これはいわゆるひとつのapt-get upgradeですねと気軽に

# emerge --update --deep --newuse world

って打っちゃったからさあ大変。現在gcc4のビルドが終ってglibcコンパイル中。そういや、あの後輩のやつが「gentoo、いいんですけど、あの」と苦笑してたのはこれだったな(おいらも苦笑)。久しぶりにgccのstage 2を見たぜ。最近はクロスコンパイラ作る以外は全部バイナリパッケージ使ってるし、クロスはstageないものね。でも最近はGentooもバイナリパッケージが使えるようですよ。あ、これUMPCに入れるんだと特にいいかもね。1パッケージ単位で本当に自分が使うものだけ、そのプラットフォーム専用にコンパイルできるからね。塚ボンが社内ミラーしておいてくれるといいのにな。インターネットに書くと願いが叶うと言うから書きました。


こんだけどうでもいいことをちんたらちんたら書いてるのにまだやってるよ。今rsync