素人タイ観光

先日オイラがすげーと騒いだあたりから、拝殿がセレクツしてくれた。うえるかむトゥーたいらんど。
いや、ビビらんでよろしい。ぜんっぜんいける方からいこう。チェリオ飲みながら聞ける方でいこう。

現在、これくらいはどの国でもごく普通にやれることを、まず日米欧中心な人には知っていただきたいものである。ちなみに歌は一部以外、タイ風味のエイゴである。いかにも貧乏くさい西洋人はおいといて、この後ろで踊る女性達、というのはジャネット某などに合わせたのではなく、こういう今時な歌でも、ベタな歌でも変わらない枠組である。これを踏まえてもうひとつ。

ベタベタにセイシュンな展開の後ろでも、やはりダンサーが踊る。パーティー・ミュージックとしていいとこを選ぶときはこれが大事、とみた。ポップスとしても歌のリズムとメロディーの独特さがなかなか素敵。歌手のきれいな姉様はムエタイの負け知らずなボクサーだそうですよ。この、曲が一回終わって台詞〜リプリーズって多い(笑)よね、タイもののPV。


さて、ちょっと本気出すか。ヴェテランもやりますよ。

どーすか。イーっすねー。しょっぱなのカメラワークと「んぱっぱー」のキメでもってかれるな(笑)。どうやら、どこぞのローカルなパーチーに呼ばれてやる、というストーリーの一部らしいが、悲しい事にタイ語がわからんために、わからん。ジャストちょい後ろにある礼儀正しい(笑)タメが素晴らしい。
もうちょっと速いのもありますよ。

アラジンのお姉さんみたいなダンサー。俺も年を取ったら、これだけGジャンに赤シャツが似合うようになってキーボードを弾きたいものである。
この手の祭りモノを探すと、どんどんおもろいのがでてくる。微笑みの国のアゲアゲ親父。

やっぱしホットパンツは全世界全能なんでしょうか。なんでしょうね。帰依します。よりすがります。


じゃ、よりすがったところで、本格的にやりますか。タイの寺内タケシことテリー。

元々の音楽をエレキ化したんだろうが、もうね、むせび泣くんじゃないんだよな。あれは涙だけだが、こっちは湿度高いからさ、そこら中に充満してんだよ。水分が。むせびが。冗談はともかく、太鼓はボンボン鳴っとるが、アフリカ〜中南米とは大きく異なり、あくまで拍子を構成する一要素として鳴らしてる軽さがポイントだよね。あくまで(テリーの泣きの)メロディーに軸足がある。でも、拍子は欧米の8や16ではもちろんないので、そういう粘っこさがちょっとある。なんにしろ、しっかりとお通じに効きそうな演奏だ。
最後は観客の皆さんに締めていただく。

アコーディオンといい、どの曲にもあるアゴゴ(じゃないんだろうけど、あれ)といい、アジア風味のクンビアと言われても「そうなんだ」と思いかねん。沖縄っぽい踊り。最後のおばあさん(じゃないな、ババア)の文句は、タイ語が一切わからなくても、わかるのが人間というもの(笑)。あー行ってみてえ。


追伸。
拝殿、先日2回かかってた、あの黄緑とオレンジの服を着た姉ちゃんがいっぱい踊る、チープなシンセから始まるヤバすぎの曲はなんでしょうか。連絡ください。