勝ち組年始

さて、昨年は秋あたりから買う方もしょぼんとしてしまったので今年はがんばりたい。年末にこれを買って帰省した。

Techari Live

Techari Live

前回のアルバムのライヴ盤。CD+DVDの親切仕様。まだDVDは見てないけどね。大体アルバムと同じ曲をやってるけど、やっぱりライヴが話題のバンドだけあってすごいわ。おまけ新曲のボブ・マーリーの"Get Up, Stand Up"地中海仕様(笑)がいい。レゲエをレゲエでなくカヴァーするのが上手いって事は上手いって事だ。まったく私見だけど。
帰省先でPが「こういうのは最近聴いてないだろ」と言ってこれをくれた。さすが。
ローリング・ドドイツ

ローリング・ドドイツ

演奏、作曲、編曲、アイディア。なんだかただのウケ狙いバンドにされてしまったのが何より口惜しい。一番有名な「オバQ」のイントロだけ聴いたって、あの絶妙にクッてる演奏が、ウケればいい程度の連中にやれるかくらいは分かるだろ。その後のゴージャスなファンキー・ホーンズを違和感なく昭和な歌謡曲メロディーの伴奏(!)につなげる鋭さ。なんとなく、本気をあえて見せず笑いに外す趣味の良さが裏目に出た気もするなあ。


さて、こんだけ年末年始の打率がよろしく、大師さんにも勝つべしべしと言われた翌日、新星堂のセールワゴンを見つけた。じゃあ、ちょっとやってみますか。1枚50%off、2枚以上は70%offですよ。日曜レコにはうれしいね。れっつごう。
...
...
お、桜川唯丸「ウランバン」、の、91年盤がある。すげー。
...あ、またあった。
.......おおお、3枚目。
いったい、なんですか。棚の売れ残りじゃないだろ、15年以上前のアルバムが並んでたはずはないし(第一、見てたら再発待たずに買ってるわな)。これだけ3枚70%offで買ってもいいな(笑)。友達に配るよ。...いや、がっついてはいかん。運のいい次の人に残そう。あ、ドノヴァンだ。...いやいや。みんなもっと新星堂に行こう。
いやー、これはそこそこ引けるんじゃないっすか。もうちょっと見てみよう。
Clown

Clown

あらあらすいませんねえ。500円でミンガッスの重ったいベースソロが堪能できまっすなんて。
Ciculando Vivo

Ciculando Vivo

あらあらあらすいませんねえほんとうにおくさんいいのほんともう。2枚組なのに。
At the Ny World's Fair

At the Ny World's Fair

やだちょっともうおくさんほんとそういうのおかえしできないから、あらもーやだ奥さん(なんでああいう妻の職業の人は「やだ」を連発するんでしょうね)、これアマゾンで9000円してるわよほんともう困っちゃう。
えーっと、まあそういう訳で2008年初戦はまあチマチマ勝てたので良いと思った(9000円は今asinを調べて分かったけれど、ちょっとおかしいと思う)。だが、ここで、もうちょっと恒例に、ちょっと踏んで行きたい。手足が飛ぶ地雷は実に困るが、ワゴンに地雷の無い世界はちょっと味気無い。お。
Floppy Disc

Floppy Disc

イーっすねー。ボブ・ジェームス・プロデュース以外知識なし。アルバム名、「フロッピーディスク」。85年録音。ジャケはこの通り。何inchだこれ。なんか、末期に売ってた色付きFDにこういうのあったよね。よし。
家に帰ってぐぐると、Wikipediaボブ・ジェームスのバンドに居たと載ってた。便利だな。表題曲はドー、カーというリズムのダンサッブルなトラックに乗せて吹きまくる。雑味のない程度に音を割らせるあたりが良くも悪くもフュージョン。演奏は上手い。
うーん、ここで「はずれー」と言ってオチるはずだったのに、最近フュージョン耐性がついたせいか、全然OKなレベルです。ここはフュージョン好きにダメ出しをお願いしたい。いやほんと、落ちると思って買ったの(苦笑)。だってこのジャケにタイトルだよ?