ティオティワカン

まずは遺跡の外に家を構えている民芸品屋。まあツアーなんだからしょうがねえ。気のいいおっちゃんがメキシコ原産の犬を見せたりマゲイの効用を見せたりしてから買い物タイム。いくら石がいい、手作業だと言われても、ずっしり重いオニキスで出来た戦士の像は買わないなあ。...お、このパイプはちょっとイヤ土産にいいな。これと、じゃあ、試飲したメスカルを1本。ここでテキーラを買わないのがイヤ度アップの秘訣(笑)。
さて本番のティオティワカン。左が昨日からつきあってもらっているフェリっぺ(命名)。ファーストキスは12歳。3児の父。朝から晩までよく働きます。

「さっきの店と同じような土産を売っているけれど、あれは全部まがいものなので買うな」と注意される。値段はさっきの店の方が全然良心的だ。そういう意味じゃいいとこ連れてってくれてんだよな。買わないけど。

いやー、こりゃすげえや。マジすげえや。この道に沿って、当時はメキシコ中(ニホンの5倍の面積)から人が集まって市を開いてたっつーからすげえよな。よし、じゃあ太陽のピラミッド、登りますか。...しかし標高が高いうえに急な階段、さらに四捨五入すれば40代のメタボリック2名。登り始めはどっちもやんちゃに「あーもー俺、全然行けるし」ってツラで先を争う様に登るんだが、

「ぶっちゃけ(ハアハア)キッツいなこれ」
「(ハアハア)Mande?(メキシコ方言で『なんだって?』の意)」
「(ハアハア)日本語でhardだ(ハアハア)っつったの」
「あいしー(ハアハア)」

写真の階段の一区切りを登る毎に数分休憩(笑)。トシには勝てないねえ。中腹から愚民を見下ろす姉さん。

さて登頂。本気のてっぺんには、我も我もと頂点を触る観光客が群がる(笑)。

ピラミッドパワーとかを期待しているようです。どうやら。俺の他にも数名、この様子の方が面白くて撮っているヤツが居ました。目を合わせて笑う。
しばらく観てから下山(っつーのも変だが)して、周りの学校だったらしい施設をみてから昼食。あれ、月のピラミッドは登らないのか?天文台は?