ついでに馬車道らっきょで飯食ってから桜木町まで一服ついでに歩く。着いた。
...なんだあ、この混み具合は。あ、あれか。ディープインパクト引退か。違うのか。嫌味は置いといて、いい加減あのバブルー(ブガルーと同じ発音で)の頃、ハチジューネンダイがどれだけ勘違いしていたかってのは、もう、わかろうよ。21世紀なんだし。
なにもさー、好いたとか言うのに、このクソさみー時分、喫茶店いっこ満足にねえ埋め立て地まで来て、子供だましのレストーラントでやるこたねえじゃんよ。海と夜空っつったってよ、コンドーム浮いてるような海の上に光ってるのは、コンビナートっすよ、アレ。星じゃねえよ。日清サラダ油のベニバナアブラがいーっぱい詰まったタンクに誓う愛。おうちから角曲がったローソンの左にある古い洋食屋でしっぽり(オヤジ語)やる方がいいでしょうに。
野毛まで戻り、踏みつぶされたゲソをまたぎながら日ノ出町から京急。トテモガラスキー(ドフトエフスキーと同じ発音で)。どこか知人の家にクリスマス会でお呼ばれしたのか、よそ行きの格好をしたおばあさん、お母さんと一緒に、可愛らしい白いリボンを付けた、森三中の某によく似たガキが母親から飴をもらっていた。
もう一個食う。
もう一個食う。
もう一個、食う。
「すげーな村上」と思って見ていたら、村上にいきなりすっげえメンチ切られて、目を伏せた。