龍
すっかり金が無い。会社の話だ。なんだこの予算。だから頭を使い、以前"Write Great Code"を買ってやった後輩に「これ買っとけ」と強要し、そっちの予算で買わせた、龍の本・立体版。ちゃんと「さいとうさん、今日届きました」と持ってきて、貸出し期限も言わずに置いて帰るあたり、よくできた後輩である。無駄にコピーの裏紙を溜めたりさえしなければ。話がずれた。
Compilers: Principles, Techniques, and Tools
- 作者: Alfred V. Aho,Monica S. Lam,Ravi Sethi,Jeffrey D. Ullman
- 出版社/メーカー: Prentice Hall
- 発売日: 2006/10/15
- メディア: ハードカバー
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- 表紙の龍と騎士には、新旧で同じ文句("Complexity of Compiler Design"とか)が同じ位置に書いてある。騎士の肩だけ、新版は見えないんだが。
- 章構成は結構、細かい章も同じで済むところは同じ。一応改版です、ってことか。
- 2章は名前が違うけど内容はほぼ同じみたい
- 6章Type Checking, 8章Intermediated Code Generationあたりが6章"Intermediated Code Generation"に統合
- 10章Code Optimizationが、9章Machine-Independent Optimization、10章Instruction-Level Parallelism、11章Optimizing for Parallelism and Locality、12章Interprocedural Analysisに拡充。でもビビる程ページは増えてない(230p→378p)
- 11章Want to write a compiler?、12章A Look at Some Compilersは無くなったみたい
- 付録のサンプルコンパイラは同様の体裁で残ってます
- ページ数は増えてますが厚さはあんまり変わらないから、新版もダンベル体操に最適
です。
あ、100冊には入れませんので。