まだある

で。まあやっぱり。

「あの、これ試着していいですか?スタラグなんてあるんですね。すげー」
「...あ、知ってます?」(服屋でバカな奴ほどよく大声でやる「この作りの良さを知ってるとは!!」って感じじゃなくて、「ああ、気づいちゃいましたかそれ」という同病憐れむノリ)
「ええ、レゲエ好きなんです」(まあしょうがないでしょう、好きなんだから。悪い病気(笑)と付き合って生きて行きましょうお互い)
「そうなんですか(笑)。あ、今度Joe GibbsのTシャツ入れますよ」
「あの写真(笑)?」
「ははは」

おしゃれなお店の集客を台無しにするかもしれませんが、お見せしましょうか。

Reggae Train

Reggae Train

このTシャツが作れるならファッツ・ドミノだってやれそうだ。しかしこの写真ではなかったのでした。

「こっちにもいくつかあるんですけど、えーと」
「うおー、Lord Kitchener!!」(カリプソの大御所のEP盤面Tシャツ)

Vol. 2-Klassic Kitchener

Vol. 2-Klassic Kitchener

イイ顔だ。当然歌もいい。

「...でもこれ(きちなー)、サイズがSしか無いんです」
「痩せます。痩せますよ」
「あははは」

ルーツ・レゲエ以前は、カリプソなどの周辺の音楽ジャンルと交流が多いんですよね。スカ好きは良く知ってる。

「いやー、いいなあ。じゃ、これとこれください」
「ああ、ありがとうございます。じゃあこの缶バッジ、よかったら差し上げますよ」
「え、いいんですか。じゃあえーと、これで」
「はい」
「あと、」
「はい?」
「ぜひ今度はスレンテン入れてください」(スタラグ同様に古い典型的なリディム)
「あはははははは」

TrojanとPrince Busterのバッジもらっちゃいました。また寄りますで、LサイズのTシャツをおねまいします。最後に書いてもしょうがないかも知らないが、普通に古着やスタンダードな服も置くいいお店ですから、ラスタ嫌いでもぜひどうぞ。