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渋谷のBook 1stで時間をつぶしているときに、洋書のコーナーで「銀河ヒッチハイクガイドの英語版あります」という張り紙を見つけた。チョコレート工場やら話題作はよく置く洋書屋も多いけど、なかなか嬉しい。そのうえ、53によればちょっと入手困難な様子で、俺も書店では映画のノベライゼーションしか見た事が無い。ちらっとSFのコーナーを見たが見当たらないので聞いてみると、別にもコーナーがあるのね。すいませんでした。
でだ。「これ映画のノベライズじゃないですよね」「はい、最後に映画のメイキングがありますが、基本的に原本と同じですよ」「そうっすかー。じゃあ、まあこれで...」なんて、格好いい眼鏡の女性店員とやりとりしていたら、「あれ?」と彼女の視線が横に無造作に放り出してある本に行った。取り上げると、これの日本語訳本である。だれかが買おうとここまで持って来て、英語版をみて放っていったんだろうか。でもここは各階清算のはずなんだがな。
俺の手には既に英語版があるし、なんだか引っ込みもつけにくい。いや普段なら普通に「あ、そっちがいい」とやるけれど、まあ、いいか。「あの、じゃあそれも一緒にいいですか」と両方購入。
今、もちろん日本語から読んでます。面白いね。英語版はどうしたもんだか。