シネマジャック・ベティ

8月から再開して濱マイクをかけていたのが、2回延長されて今日最終日。東京のあっちへんで寅さんを観るのと何が違う、と言われれば、もちろん全然同じだけどね(笑)、まあこの映画館が帰ってきたっていうお祝いですから。
昼から移動して、間に合ったところから飽きるまで何本か観ようと思って行ってみる。が、映写機故障だって(涙)。技術者が15時に来て直りそうならやります、連絡先を教えていただければ直ったら電話しますとのこと。いったん家に帰ってメール読んで洗濯しながら昼寝。寝てる間に留守電があった。じゃあ最終だけ観て帰りに銭湯よってこようと、道具を持ってちんたら歩いて観に行く。ああ、これこれ。このノリで観に行く贅沢感。
実は、それで観て帰ってくるまで知らなかったんだけど、あの2月までのジャック&ベティがそのまま復活したのじゃ、ないようだ。映画館のサイトを見ればわかるんだが、netcinema.tvライブドア傘下のネット映画会社がバックに付いたイベント会社?がやってるそうな。だから、ジャックは名画特集でベティは恋愛特集、みたいなああいう興行じゃなくて、ジャックは500円で観られるもの企画、ベティは林海象作品と、林監督が選ぶ他監督の作品、なんだそうです。濱マイクの後、明日からはあの「空中庭園」。詳細は上のリンクから見てください。
スタッフさんは、ポツポツと、でも途切れずにやってくる各地の映画好きに「本当に、皆さんよく来てくださってるのに、最終日にこんな故障になってしまって、申し訳ないです。ほんとにありがとうございます」と言ってたから、ジャック&ベティってのがどういう映画館で、名前を消さずに、継いだ(笑)なら皆期待するんだよ、ってのはわかったでしょう。まだまだこれから。応援したいね。なにしろ、1階の受付はまだ閉まったままで券は2階のモギリで売ってるし、パンフレットどころかチラシすらとりあえず置いてるだけだし、自販機すらないんだよ(笑)。一切。観に行く人は黄金町駅から来る間に飲み物などを調達してから来ること。とにかく、これからだね。ネットでもなんでもいいから、シネコンに負けないでいい映画館になってくださいまし。でも自販機は早めに置いてちょうだい(笑)。
最終を観終わって帰るところで、映写機故障の話をしたスタッフさんが外の撤収を終えて上がってきたのと目があった。「今日は本当にすいませんでした。来てくださってありがとうございました。あの、濱マイクがお好きなんでしたら、これ、貼ってたやつなんですけど、よかったら差し上げます」と、今回の限定上映のポスターをくれた。2作目のポスターの上部に"2005.08.06-2005.09.02 SCREEN AGAIN in BETTY"と書いてある。濱マイクと一緒に帰ってきたってか(笑)。ありがとうございます。
帰り道に考えて相談した結果、ポスターは50Kんとこに置いてもらうことにする。うちに死蔵するよりかちょっとは宣伝になるだろ。