華氏911@チッタ

帰って走ろうと思っていたら雨が降って来たので、チッタのレイト「華氏911」に変更。今までで一番混んでいたレイトだ。構成はやっぱりムーアの諸作とあまり変わりません(アメリカのコマーシャルみたいなカット繋ぎするよね、よく)けど、内容はいいです。よく政治的に偏向しているとか言う連中は、アートとジャーナリズムの違いと、その両端の狭間にアナログにある様々な表現という図式(これだってかなり乱暴な図式だけど、それすら)知らないくらい、人間のコミュニケーション表現と言うものに鈍感なのでしょうね。あれだけの耐えられない話の後になぜムーアが信じられないくらいCrazyでFunnyな反撃をする理由がわからないのでしょうか。そしてそれが、偏向云々なんぞ十分見通しているくらいCleverである事も。
具体内容の感想は公開直後だからまだ書きません。ムーア諸作に興味のある人は一度観に行って損なし。ただ、笑えるのは前半だけなので笑っておこう。後半になるほど、同じ程度のネタでも(ネタで無く素で)笑えなくなる。あと、普段からあのサル大統領が大嫌いな人は怒らないように自制して行く事(笑)。マジでキレそうになった。