洗濯

友人を泊めるために掃除したついでに、ジャケットやシャツをクリーニング屋に持って行く。小柄な老夫婦がやっている、本当に普通のチェーン店。店は昔ながらの、鰻の寝床みたいに細長い造りで、奥の居間と入口の一人しか立てない受付以外は全部衣類の列。受付の右には改築した当時の写真をA2判に引き延ばした額がある。
おばあちゃんが外で涼んでいた所に声をかけて受付してもらう。すごく使い古した電卓でお値段計算。よろしくお願いします。
ここの店にはいつものお楽しみがある。出て行こうと回れ右(受付は振り返れないくらい狭い)したところで、おばあちゃんに声をかけられて思い出した。お菓子をくれるんだ。「はい、おだちん」って。30過ぎでオヤジ気取ってる俺でも、彼女から見たら小僧だもんなあ(笑)。
今日はイチゴとオレンジとリンゴのキャンディー。普段お菓子は全く食べないが、必ず貰って行って食べる。この前はおせんべい2枚だった。