この指で息の根を止める

昨日の続きでサーバの設定をしてたら、周りのおじさん達に「なんで昨日は終電まで残って、今日もまだ設定してるんだ」と詰問された。わかるように「だって4/1の転入者がメールすら読めないと皆困るっしょ?」と答えたが、「いや、メールなんて使えなくたって仕事は出来るもんだ。大体その設定をなぜ夜にやる必要がある」と突っ込んでくる。
しゃーないので、「昼にやると、こうなるから。」と、丁度開いていた redhat の authconfig 画面から、件の LDAP に認証切り替えボタンをぽちっとな。果たして30秒もしないうちに10人近い同僚から次々と

「さいとうさん、メール読めなくなってます。すぐ直してもらえませんか。」
「3月中に客先に送らないとまずい資料があるんです、まじに」
「ファイルサーバにログインできない、帰れないよ」

という阿鼻叫喚の叫びが。「あはははは。悪戯したんじゃあ、この愚民ども!」と冗談めかしてぽちっと直したら「もー勘弁してくれよ」と皆苦笑いして戻っていった。「ね?だから昼は無理でしょ?」とおじさんに振り向いて言ったら、余りの被害の大きさに絶句して去って行った。
こういうのはなによりも日頃全く設定を知らずに使っている人にできるだけ変化がないよう作業を進めるのが鉄則なんだが、全く見えないとそれが仇になることもある。たまには体に覚えさせるのもいい。
昨日ロックアウトされたのは nss の設定だけして PAM の sshd をしなかったからだった。面倒臭えなあこれ。まあなんとか動くようになったのでいいや。