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今年は過ぎるのが速すぎるわ。げ、一ヶ月ぶりか。それもあるが、そろそろ100冊まずいんじゃないかと追い上げたら既に99冊になってた。99冊めはこちら。

「鉄」道の妻たち―ツマだけが知っている、鉄ちゃん夫の真実 (交通新聞社新書)

以前、まあこれも周回遅れですが、聖地グランデ6Fをうろうろしていたら、鉄ネタの新書があるんですね。新書ブームに乗ったのか。で買ってみた。内容はアンケート結果とそれぞれの妻たちへのインタビュー。意外に理解ある家族が多いのが面白い。奥様自身もアレな趣味がある、っつーのもちょくちょく居るけれども、どノーマルでも理解があるのは愛か。愛なんじゃないだろうか。対する鉄夫(変身しないほう)の方も自分なりに、変身しないなりに色々と譲歩している様子が勉強になる。その譲歩がまったく通じてないヤツも含めて色々と(笑)。
娘に「萌葉(モハ)」ちゃん、「喜葉(キハ)」ちゃんと名付けようとして大反対されたエピソードに爆笑。いや俺、居るに違いないとかねがね思っていたのだよ。しかし想像を超えたのが結婚式の二次会。鉄研有志の夫友人により全員自己紹介では最寄り駅(笑)を言わされ、ユーシの皆さんは女子でなく駅の方で「捨てがたい!」などと盛り上がっていたという話。腹抱えて笑った。いや、猛者だと思います。たぶん、レアな駅とかじゃないんだよね。みんな知ってるけどあんまり降りたことないとかそういう。
普通の、90%は見た目で決まってるような新書(いやほんと、おめえら自身のことだよ)はどうでもいいが、結構このシリーズはちょっと読んでみたいのがあって面白い。鉄道公安官の歴史とか。ご当地駅そばとか。