食事

オイラは全然準備しないで行ったもので、まあ地元の食堂を何件か廻れればいいんじゃないか、くらいに思ってまして、まあそういう感じで道端の粥屋や麺屋、ちょっと家族みんなで御飯に来るようなレストランには行きましたが、正直、確かに割安ではあるけれども、味はまあ、中華街の代わりに4時間飛行機に乗って食いに行くかっつーと難しいな、ってところがありましたです。全然悪かないんけど。もちろんオレの引きが悪かったとか、準備が足りないのはあるかもしれないが、他の国ではこれくらいの準備でもまあまあ、楽しめたんだよねオレ。もともとそんなに味にうるさい訳じゃないし。
いやなによりね、ツアーに入れてもらった飲茶が、ガイド自身「これがフツーです」と言うんだけど、2流ホテルの中華料理屋レベルだった。安いツアーなのもあるんだろうけどさ。でも他のレストランに行って並んで食っても、まあうまいけど、この卵にシナモンとかちょっと良いけれども、まんざらさっきのがフツーってのはウソじゃないのかもね、という。たぶん、味が落ちた値段が上がったと言うよりも、広東料理はもう、彼らの不断の努力で日本に十分普及しまくっている、ということなんじゃないのかねえ、と思った次第。安いんだけど。
だので、「まじうめー」を期待する人は、それこそ日本でうまい中華を食いに行くくらいに、おいしい立派なレストランを調べておいて、ちゃんと予約を入れて、それなりにダラーを持って(立派なところのお値段は日本と同じです)から行くといいんじゃないでしょうか。あるいはガイドブックレベルじゃなくガチでローカルな美味い店を掘るか。