黄金デビュー

で、うまうまの後に本GWのメイン・エベントである「ちっとは家のことやれやおまえ」という指示をひたすら驢馬のようにこなして買いものなどをし、ハマボウルの前を流れる川のそばを通りかかったところに居たカップル。
ジョシはコンビニで買った、タリーズかなんかのコーシーをストローで飲んでいる。のだが、向かいで同じように「そうだよねー」なんつってる普通顔の冴えないダンシがストローで飲んでいるのが、鬼ころし紙パック(笑)。
ああいかんガン見してはいかん、早くこの場を離れなければいかん、たぶんダンシ的には同じストローで飲めるものでも、デイトなのだからワイルドなものを出したかったに違いない、ああそうだこの裏はラブホ街でもあるので先輩のタクヤさん(仮名)に「おまえそんなだからDTなんだよ、ガツっと酒でもキメて『チョットコイヨ』とか(キャー)言えばいいんだよ」みたいなマチョーなこと(キャー)も言われていたのかもしらん、と、とにかくこの場を一刻も早く離れようと足早に急いでる、っつーのに、空気全く読まねえィヨメが後ろから「ちょwwwあの男の子飲んでるの鬼ころしwwww見たあれ見たあれ見たあれ!!?」。こういうことだけは本当に早いな。
馴染みの無い方に説明すると、広い世の中にはアルコール駆動で動く人種が居ましてね、そういう人向けのウィダーインゼリーやカロリーメイトでありフリスクです。はい。酒をストローで飲むとやたら酔うってのは皆知ってるじゃありませんか。それをあえて強制する商品形態ですから、「瞬間チャージ」な用途はおわかりいただけましょう。
でもアテクシとしてはね、ダンシが176度くらい方向が間違ってるとはいえ、気持ち*だけ*は買ってやりたかったんですが、もう笑いが堪え切れず、その先の駐車場の前に本当に座り込んで、涙が出るに任せる以外なかったのです。あの涙は一体なんだったんでしょうね。あの時は何度聞かれても「あーもうだめー」としか言えなかったのですが、あれは誰の何をダメと言っていたんでしょうか。我ながら。