大日本羊肉党
大日本てすごい言葉だよねえ。まあそれはともかく。近所にある家族経営の肉屋に、よく「炒めもの用生ラム」と称する、ピーマンにんじんたまねぎを細く切ったのとタレと和えてある羊肉が置いてある。見た感じ、羊肉自体は確かにあの輪切りでもないし、買って普通に焼いたら普通にうまかった(子供感想文)。
しかし、言うまでもなく当然のやっぱりに野菜とタレが邪魔なワケで、特に値札の横に「においもおさえめ」って書いてあるのも、なんだか羊肉党員としてはカチンと来ます。文句あんのかと。自分とかホラ幼少時から羊肉過激派に育てられたのもあって、だって中学まで「やきにく」ってのはラム肉を食うものだと思ってたからね、昔はやんちゃしたんスよ。ジンギスカン屋に来たリーマンが「いやー臭いがついちゃうから」ってコートを隠すのをひっぱり出してジンギスカン鍋の羊脂で焼くとか、レストランで羊肉料理を頼む連れに「アタシは臭いからいいわ」なんつってデザート食ってる女にラムチョップの骨ぶつけたりとかね。よく臭いだけでこれだけ書くな俺。
まあなんかデビューっぽいウソ昔話はおいといて(それにしてもなんのデビューなんだろうな我ながら)、ある日、肉屋で試しに「あの、味付いてない、そのまんまのラムありますか」っつったらあらまびっくり、塊ごと出てきましたよ。それ以来、500gオーヴァーを買い込んでは冷蔵/冷凍してビチク。なにがあっても羊肉(と干物)は常備。普通に食ってもうまいけど、なんかヴァリエーションがねえかなと調べているうちに見つけたこれがねえ、うまいんすよ。
- 作者: ウー・ウェン
- 出版社/メーカー: テレビ朝日事業局コンテンツ事業部
- 発売日: 2008/09/19
- メディア: 大型本
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一度作ってからレンチンしたので、写真では唐辛子の色が黒くなっちゃったなあ。