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今年もよろちく。ブックレットもあったり、妙にロシアの細っかい風俗に詳しくなったりしつつ5年目。1冊目はこれでした。

既にそこにあるもの (ちくま文庫)

既にそこにあるもの (ちくま文庫)

過去20年のエッセイ集。若い頃の話からずっと載っているとは思わなかったが、これはこれでとても面白かった。ああそういう経緯なんだと。関係ないが、ママゾンの書評が書評になってない(大竹評でしかない)のがなかなか面白いですな。ビジツシを挙げて主流だの二流だのと言うのも結構ですが、まずは本の話をしていただきたいものです。大竹自身がビジツカとしてどうであれ、それをネタに面白い本を書けるかどうかは別でしょうに。この本は面白いよ。ヤマンタカさんとの絶妙な距離など。