先日書いたPere Ubuの新作が欲しくて横浜のタワーレコードに行った。仕切りはあるけどCDは一枚も無い。HMVにも行った。仕切りすらない。だから横浜は田舎なんだよ、と思ってシヴヤのタワーレコードに行った。持っているCloudlandともう一枚、新作とは別のがあるだけだった。どの店も以前は一通り、ボンバの再発から輸入盤までたっぷりあったんだけどなあ。
まあ最近の詳細なジャンル分けには非常に載せづらいジャンルではあるが、ロックでは「細身で眼光鋭いギター」が居るといいかもと思うのと同じくらい、「論理と衝動が脂肪として固着してそうな男」のアルバムは当たりだってことは常識じゃありませんか。オルタナ脂溶性だからな。ダイエットなんてやると脂肪と一緒に牙まで抜けて健康なだけの座敷犬になるよ。真偽はともかくもう買えないのかもしらぬと、別の持ってないやつだけ買った。
ひょっとしたらユニオンのロック館ならあるかもと思って上っていくと、タイニー・ティムのアルバムが面陳でお出迎え。これはあるだろうと思った。けど、無い。無いのだよ。関係ないが"This Heat"って仕切りの後ろに10枚くらいCDが並んでたのだけど、ティム・バックリーの仕切りと重なっていただけだった。ちっ。
半ばあきらめつつ「ポストロック/ニューウェーヴ中古」の棚を覗く。足元に「この箱20%off」のダンボールがあったので、上にのっかってるCDを取り除けて中を見る。あれ、レッチリばっかじゃん。まあ大体で分けてるんだろうからしょうがねえか。レッチリはたっぷりあるだろうからねえ。取り除けて手に持っていたCDをふと見た。

Introduction

Introduction

きゃーメイヨだー。
まあ、その値段であってもおかしくはないけども、こんだけ色々ないがしろにされてると、ちょっくらがっつり買い集めたくなるな。