e-Go

backbeat2009-04-02

先日図書館に行ったときのこと。次は何読むっぺなあとぶらぶらしていて、なんとなく囲碁将棋の棚を通りかかった。そういやムチムチなオイラ(我ながら色々な意味でうまい)は、あの白黒とした石によるゲイムは五目並べしかしらんのだ。イゴといえばゴーゴーしか出てこない。

渋さ道

渋さ道

名曲揃いだが、特に阿呆の王のギターは必殺だ。いやそっちの話はおいといて。昔、キャワサキの工場で働いたとき、昼になると休憩所で、缶ピースくわえた「ドライバー締め最優秀賞」のおじさんと若くして班長になった茶髪のとっぽい兄ちゃんが毎日、「いいとも」もそっちのけで晩飯につけるビールを賭けた勝負をしていたのがイゴーとの最後の出会いだ。だいだい曜日対抗ゲームをやるあたりで「トクさんきついな今日」「あめーんだよおめーは」とかいいながら石を並べ変えて(目を数えてたんだろう)、13時には碁盤も片づいて作業開始。隣のオヤジが読んでる週刊現代のエログラビアと「いいとも」と白黒がセットになった思い出。いやまあそれもどうでもいいな。はい。
とりあえず古ぼけた入門書を何冊か借りてみたものの、アタリだコミだの単語が説明もなく出てくるだけで、まったく往生する出来。たぶん出来の悪いパソコン入門書を掴まされた慣れてない人はこういう気持ちなんだな。まったくくそったれである。じゃあ他のやつを本屋で探してみるかと思い、書店に行ってみたらこれがあった。
ヒカルの囲碁入門

ヒカルの囲碁入門

おおそういえばそんな漫画が話題になってたなあ。おじさん忘れてたよ。じゃあそっちを読んでみっぺか、と借りて来た。
ヒカルの碁 完全版 1 (愛蔵版コミックス)

ヒカルの碁 完全版 1 (愛蔵版コミックス)

まとめて借りて読む。導入はまあいいとしても、伏線の取り回しっつーか、歴史ファンタジーと学園物と少年物の入れ替えと整合取りが落ち着かねえな。後半はドラゴンボールになってきつつ、試合展開やライバル同士がわかりやすいコントラストでテンポいいねえ。でもこのマンガ自体じゃ囲碁のルールは全然わかんねえな(笑)。でも勢いが面白くて14巻まで読んだ。が、9路盤すら触れる気がしない。
じゃあそのマンガに出てくるようなPC/TVゲームでも使うか。しかしオイラがいくらコーガンムチムチとはいえ、このままネットワーク対戦をやるのは気がひける。いろいろ検索してみて、まあやっぱし俺が学生のころからあるGNU goかねえ、aptですぐ入れられるし。でもなー、いちいちPC上げるのは面倒くせえな。なんかあるんでしょうDSとかそういうの。
で見つけたのが写真の、ヒカルの監修をやっている人のやつ。まあその、なんなんでリンクは貼らねえ。他のDS向けイゴソフトと比べて、ルール説明や初心者向け問題が多くて、かつ対局もできるそうだ。ではやってみよう。ほうほう。そうですか。ああこういうルールなんですね。へー詰め碁っていうんですかこれ。えーと、これのお題は、えー、黒を生きる、んですね。生きる。
生きる 増強版

生きる 増強版

名前だけかぶる関係ないものをいちいち貼らんでよろしい。はい。えーとここかな?正解。お、大体ゲームはできるようになってきた気がするぞ。じゃあ対局してみっか。難易度最低、盤面サイズも最低、ではスタート。


あ、おれからね。ここにしとくか。ポチ。

「コンピュータ・思考中」
10%
19%
25%
...
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54%
68%
...
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......................................................78%

ぶちっ(電源切る)

初 手 か ら 長 考 か よ

これ以上下げられないくらい簡単にして初手10秒はねえだろ。もちろん打てば打つほど遅くなる。大変賢くていらっしゃるアルゴンリンズムなのかもしれませんが、ゲームになりませんので捨てましておめでとう。GNU goも考え込むことはあるけど、比較にならんな。


別にここまで入れあげる理由はなんにもないんだけれども、半端にルールを覚えただけ、っつー生殺しがイライラする。誰かいいソフトおしえてください。対人対戦は別にいいです。