通関

朝7時着。硬貨消化のせいで免税範囲を超えてしまったんで「税金払いたいです」とゲートに言うと、そんなヤツは他にいなかったらしく、わざわざお姉さんが出て来て別窓口を作ってくれた。

「申告するのはどれでしょうか」
「えーとここに酒が3本と、あとワインがこれです」
「はい。ところで、どちらに行かれたんですか?」
「メキシコです」
「あー、いいですねー。今、上野でインカの展示やってますもんね」
「(インカじゃねんだけどな)いいでしょ。いっぱいみましたよ」
「いいなあ。どれくらい行かれてたんですか?」
「(すっかり調子に乗って)3週間です」
「...じゃあトランクの中も見せてください」

あんたその見事な誘導尋問、素人じゃないね(職員です)。「うわー、きれいにトランクの中も詰めてますねー、こういうのとか、キレイに詰めている人ってなかなか居ませんよお」とほめ殺しつつ、服の入った袋の中まで手で探る(苦笑)。参りました参りました。なんならパンツ脱ぎましょうか(古い)。