キューバ逃亡

メヒカーナ航空のハバナ行きのレーンに並んでいても、ぜんっぜん人が来ない。一緒にいたおじいさんに「ハバナ行きですか?」と片言で聞いても「いやいやわしらはサンタクララに住んでるんじゃよ、明日発つんじゃ」と見当違いに走る。係員に聞くとチェックインはまとめてアメリカ行きでやっているそうだ。順番やレーンを守るニホン流では損をする一幕。
チェックインしたはいいが、搭乗ゲートがぜんぜんわからん。言われたゲートに行っても「戻って聞き直せ」と言われるばかりで、戻ったら戻ったで「ちょっと待て」だ。出発30分前になってしびれを切らし聞き直すと当然のように「2番ゲート」と言う。出たな。
で、このゲートでキューバに同行するジロウさんと合流するはずなんだが、全然いない。まったく、いない。混んでる搭乗口をあんまりうろちょろしてるのでジロジロ見られる。
出発時刻五分前になって搭乗すら始まってなくても、「定刻出発(a tiempo)」と言い張る。
出発時刻三分後に、使用機から前の便の乗客がいっぱい降りて来る。もう搭乗口はグダグダ(笑)。
たぶん、離着陸のエンジン制御に2ビットA/Dを挟んである。がくっとくる。つーかそれA/D?
でも定刻に着く。さすがだ。