メルカド

PCを置きに帰ると掃除が終わってた。てきぱきしてていいねえ。部屋で考えて、遺跡は明日観に行って、今日はキューバに渡る前に必要なものを一通り買いそろえる事にする。ホテルのフロントの真横に間借りしているツアー会社に顔を出すと、若いにいちゃんがエイゴで遺跡ツアーを色々説明してくれた。あとで予約するよと言ってパンフレットを貰う。
その後ソカロ周辺にあるという市場を探すが見つからない。南の外れ、2等バスターミナル横にある市場まで行ってみる事にした。ホテル前にタクシーが居なかったんでソカロまで歩き、「ドリフ大爆笑・もしもシリーズ: デニーロが今もタクシードライバーだったら」という風体の運転手に声をかけてレッツゴー。渋滞をくぐり抜けて15分、「みろ、あれだ」というデニーロが続けてわめき続けるのに「あーはいはい」と日本語で答えて降車。もうね、チョッぱやで全然わかんねえ。
やって来ましたメルカド・デ・アバストス。

ロンリープラネットには載ってて地球の歩き方には載ってないのは、多分ガチのメルカドだからなんでしょうね(大嘘です。「観光」にちゃんと載ってました。ごめんなさい歩き方の中の人)。観光客の相手はしてくれますが、観光客商売ではないのでわきまえて行きましょう。この奥がすげくでかいうえに、この手前にもすげくでかいのが延々と続きます。先日のアメ横の、本気でアメ横が。例えば、鶏。えさ、ひよこ、成鳥、剥いたの、ばらしたの、焼いたのまで全部ある。焼いた例。

1/2羽が$20(220円)、1羽$40。右の黒いのはモーレ・ソース。チョコレートがベース。うまいやつはマジうまいですよ、これ。泊まってるホテルのレストランで食ったのはマジでうまかった。これはいまいち。
そのメルカドで民芸品には目もくれず、ポロシャツ、日焼け止め、サンダル、トランクス、帽子を購入。生活しててごめんな。途中、上の鶏も食ったが、魚市場でこれも食った。

えーと、煮た魚のぶつ切り冷製スープがグラスに入ってて、香草、ライム、塩、アボガド、刻みタマネギがあわせてあります。これをスプーンで掬って、クラッカーと一緒に食います。味は書いたとおりです。