来訪者を大義名分にしてうまいもん食い歩く会2007春

来訪される側の嬉しいところは、久しぶりに会って話せるのもすごくあるのだが、ご旅行気分にご相伴(笑)してひゃあひゃあとうまいもん食い歩く事にもある。今回の獲物(笑)は大阪より来訪のHさん。迎え撃つはおつむちゃん、鬼さん、オレ。うひひ。
土曜は鬼さんセレクトのお店で死ぬほど仕入れたての獣肉内臓肉魚肉を食いつつ、ディープ大阪AMラジオ話に大笑い。ラジオ文化が定着しているってのは本当になんだかうらやましいな。ところで皆ハラミに圧倒されていたが、ツブの刺身も結構いけましたぜ。その後、先日見つけたフリージャズありの小さな小さなジャズ屋でジョーヘン聞きつつ、笑いつつ、おつむちゃんのクラバー(死語だな)話に感心しつつ終電。あー、昼に起きて「赤いきつね」だけにしといてよかった(笑)。たぶん2万キロカロリーくらい食った。全部ヒモとかエンガワとかアブラになった。
日曜は昼に起きて雑事を片付け、夕方から有楽町。今日はuriが以前行った方のスペイン料理店へ。確かにあそこ、ぜんっぜん注文通らねえな、壁で(苦笑)。すぐメニューさげようとするし。居酒屋じゃあるめえし、17時半から入ってんだから、ビールと前菜だけでちょっとゆっくり考えさせてくれよ。昨日の大食いがあったから、今日は肉もパエリアも無理だ。が、会話しつつ魚介中心で1,2人前ならいけるべという算段具合が実に浅ましいオイラ(笑)。エビカニがイケたようでよかったです。アブラに甲殻類ってヤバいよな。ここで1万2000キロカロリーくらいやった。やってやった。
デマチャーが去った夜の国際フォーラムを抜けてTOKIAの薩摩料理屋まで歩く。寒い。塩落花生、さつま揚げ、キャベツと鰹節とじゃこ(まだシラス食う)を軽く炒めたのを肴に黒糖焼酎またはビール。さつま揚げうまうま。鶏飯とかメシもいけそうだね。しかし、今日は日曜で空いているけど、特にこの店は平日まず入れないくらいの混みよう。帰り際、「また来る、けど、入れないんだよいつも(笑)」と言ったら「18時前に来てもらえると」とすまなそうに言っていた。「そりゃ無理だ」といったら謝っていた。
楽しかった時間も気がつけばサザエさん放映後。戻りましょうか。

「あのビル、フロアの電灯すっごい点いてますね」
「東京ですねえ」
「いや、あれウソなんじゃねーの(笑)。点けてるだけだよ、あれ」
「うちの会社の何年分ですか電気代」
「いやー、ぼくらカネありますよ忙しいですよって点けてんだよ(笑)。明日やりゃいいだろうに」

東京駅改札に入って「お土産どうですか『東京ばなな』」「いらへんわ別に(笑)」「あ、なんか新作でたらしいっすよ、いちごの。おれ正月に買って帰った」「要らない(笑)」と冷やかしながら新幹線改札まで歩き、発車20分前にお別れ。バムビちゃんが倒れそうになりながら走った教訓が今回、見事に活かしてあります(笑)。またぜひぜひ。
そして僕らはいつもの電車へ。

「いやーカニうまかったっすわ。アレ」
「昨日からいいもん食い過ぎだよね」
「もう明日から質素に行きます。質素に」
「まったくだ。おれもカニを思い出しつつだな、カニてんぷらそば、カニカレー、カニハンバーグ(笑)と、味を思い出しつつ妄想で」
「(笑)。でも、あんまりいいもんばっかり食ってると、舌おかしくなりますね。オレ去年、***の忘年会で食わされすぎて、『あ、もうフグはいいや』とか言って」
「がはははは。あったあった」

この「場末中華屋評論家」が偉そうにフグ要らない(笑)と言った顛末はまあそのうちに本人がしゃべるだろう。オイラも同業(?)、ではあるが、このへんの場末中華屋はむしろ安くて美味いのでちょっと違うか。場末和定食かな。


とにかく食った飲んだ笑った。2日両日、なんだかんだ言って内臓は入れたしな。うひひひひ(寝っ転がって)。
おつむさん、少年隊のベスト貸して下さい。