到来

backbeat2006-07-25

ちょっと空いたのは、週末に帰省しておりまして。法事なんですがね。
行きの金曜は日本全国の週末ビジネスパースン(笑)の皆様がたむろする空港、帰りは夏休み到来のチルドレン(こっちだけ複数形だがまあそれは通りの良い方で)の皆さんが飛び回る空港。2日前に我が物顔でW-ZERO3開いてエラッそうな話しとったお父さんも、今頃はガキンチョに食われまくってヘトヘトでしょう。
とかなんとか挑発な話を毎度書くオイラも実際は、自分じゃステージクリアすらできねえDSマリオをやれと言う甥っ子に仕方なく従っていたところ、ヤツは三分刈りの我が頭によじ上り触りまくり(珍しいらしい)、ゲームに興奮して「ファイヤー!!!そこ、ファイヤー!!!」とひっぱたきまくっておりました。53は気を遣って可愛らしい子供のように言ってくれましたが、本気のくそガキっすよ。ええ。
このガキいいかげんお前にファイヤーボール飛ばすぞ、と思った瞬間、さすが兄弟である実父が即ゲンコツ投下。

ごち
父「いいかげんにしろ」
子「...うー(投下地点を押さえて泣き出す)」
父「おじさん痛いだろ。わかるだろ」
子「ううー(泣いで駄々を捏ねてみる)」
ごちっ(駄々開始からコンマ2秒で投下地点逆サイドへ)
子「...」

うちはそういう家庭だからねえ。

兄「しっかし、立派なクソガキになったなオイ(笑)。さっき頭とアゴの毛ひっぱってたぞアレ」
弟「めずらしいんでしょ(笑)。すいませんね。元気なのはいいんだけどなあ」
兄「でもあれだな、坊さんのお経の間は静かにできたから、えらかったな」
子(うれしそう)
弟「いや、あれは奥にある鏡が見えたから、それとにらめっこしてたの。ずっと」
兄「がははははは」
弟「子、おまえどうだった、お経。楽しかったか?」
子(親戚に気を遣いつつ)「....んーと」
弟「おれ、つまんなかった。もうマジ寝るかと思った。全然つまんねえ」
兄「親が先に言うなよ(笑)。まあ、お経聞いて『楽しい』ってヤツぁ、あんまりいねえよなあ、子」
子(困って)「へへへ」

そういう家庭だからねえ。いやお経好きが悪いとは言ってませんよ。はい。無理強いしないだけ。
そうやって手も挙げず無理も言わずにいたのは、結局正解だったらしい。わかってはいたんだが、すごくおっかない見た目のおじさんを弟が「本当はやさしい」とテキトーに紹介したので、必死に(大笑)がまんして、おっかなびっくり近寄ってはいたらしい。裏で「おっかないよう」って言ってたんだって。こわいぞーオレは。


そのこわいオレサマでもビビったのは、夜に家に着いた時、日中最高気温が18度の日だったので、家族がストーブつけながら夏休み突入ニュースを観ていたことだった。地球じゃねえよ、それ。