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内容は100booksを目指すおいらへのアドバイスというのか、こないだ書評で見た面白そうな本の紹介。
太鼓歌に耳をかせ―カリブの港町の「黒人」文化運動とベネズエラ民主政治
- 作者: 石橋純
- 出版社/メーカー: 松籟社
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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この手の話の本は、書いた人の主観がはっきり見えて、その人の目から見えるものを、主観と事実と論理だけを使い分けて書いてあるのが好きだ。本はそういうのが当たり前だと思うでしょうが、なかなか難しいと思います。その3つの中に主観があるんで、大概は主観に負けて都合のいい伝聞を入れたり論理を変えちゃったり、あるいは論理も事実もいいんだけども、その主観(目)が、青いというか説得力がなくて、「よーするに自分のいいように解釈してるだけじゃん」という文章になったり。そこまで極端なのはそうないし、読みもしないが(笑)。
真面目に取られるとなんなんで蛇足すると、俺、まだ目次しか見てないからね。ただこの目次なら、3つのバランスがいい具合で、これくらい主観が「(若い子風に言う)熱い」くらいが、ベネズエラ素人(なんだそれ)にはちょうどいい。こういうのは主観かなり重要。客観な本は割とあるから。