春はブラジル

やうやう強くなりゆくバチーダ。少し黙れとお前。はい。すいません。


夏はペルー。


さて、春先には以前トリオ・エスペランサなんか聴きますよと書いたが、今年はちょっと趣向を変えた。
セルメン。

ヴィンテージ’74

ヴィンテージ’74

ラヴ・ミュージック

ラヴ・ミュージック

どっちも'77の方で、アメリカン・ポピュラーのカヴァーがたくさん。上のアルバムの最初3曲はステービーの"Don't worry 'bout a thing"に"マスカレード"に"三月の水"です、下の最初はロバータ・フラックの"Where is the love"です、セルジオ妻がよく歌ってます、しかも今なら再発CDが新規2000円。ジャケもいいね。
...と書けばまあ、もういいでしょう。わかるでしょう。雨だ晴れだ風だと続いた変わり目も過ぎたウララカな日は、あんまり小難しかったり格好いいのよりも、ほどほどにやりましょう。
ところでこの上の方は、ケイジーズというソウル・バーでお客さんが少ないときにかけていたので知った。例によって「なんですかこれ、気持ちいいすね、へーセルメンなんだ、ジャケ見せてくださいジャケ」とやっていたら、カウンターにいたブレザーに白髪の入ったおじさまが「セルメンですよねこれは。あれ(「セルジオ・メンデス&ブラジルX」の、X)は11ずつ増えるんだよね」と言ったのに笑った。へー。本当だ。あはは。ぞろ目か。