実録・レコード猿

..とやっていると、なんだかまるで小洒落た音楽♪ブローグって感じですか。うちはね、そんな青臭いのと違いますからね。もう中身まで全部見せますよ。猿の生態を。
収穫のついでに他の棚も見て回った。Pharaoah Sandersの"The Latin Jazz Quintet - Oh Pharaoah Speak"が9800円とか(ここにジャケと詳しい説明があります)、面白そうなのに限って高いのはいつものことで。
結局、ハズレ上等で千円のこれを。千円ならね。

なんなのか全然知りませんですが、エチオピアのソウルでラテンですから、ちょっと期待です。ジャケはシマウマなんでしょうか。なんでしょうね。かけてみます。
...
えーと、ラテンをしています。が、シンコペーションシンコペーションじゃないです。たてノリです。...あ、演奏止めちゃった。

キャキャキャキャー
キャキャキャキャー

なんか動物が鳴いてます。...あ、1曲目、終わりです。
2曲目からはヴァイブです。んー、もたもたしたマーティン・デニ−みたいです。もたもたはエチオピアンなもたもた加減。下手なのも半分。

裏には写真と紹介文があります。紹介文は、Mulatuさんのバンドはアフロでソウルでラテンな音楽をやっていて、Skistaというダンスもやりますよ、ムラトゥは色んな楽器をやって、ルディーは何をやって、ロバートがなにをして、とてもいいアルバムです、と書いてある。典型的なダメ・ライナー(笑)。全体にぱっとしないなあ。ハズレか。まあ千円なら損した気はしないからいいか。
で、実際どんな人なのよ。おお、結構ひっかかる。エチオ・ジャズじゃ有名な人なんだ。絶賛だなあ。でもこのLPはAlemayehu Esheteの爪先にもならんぞ。

Ethiopiques 9

Ethiopiques 9

本当にいいのかね。試聴できるのがここここにあった。...うおー。これこれ。これだよ。これを期待してるのよ。かっけー。なんだ、Ethiopiquesにもあるんじゃん。
Ethiopiques 4

Ethiopiques 4

いやー、すげーよムラトゥ。ムラトゥ最高。明日早速、そのCD2枚とEthiopiques4買わなきゃ。お、4/25にベストCD発売。やばいでしょうやばいでしょう買うでしょう。


ああ、買ってよかったなあこのLP。もう聴かないけど、ムラトゥ名義で初めて買ったLPだもの、売れないよね。ちゃんとしまっとこ。