ブルーライト

今年最後のお出かけだ。去年はCDを馬鹿買いする暴挙を楽しんだが、今年はそこそこにしておいた。とはいえ10枚を越してしまってお財布が寒い。新宿タワー、渋谷タワー、El Sur。どうですか、この我慢具合。ユニオンに近寄ったら尻の毛まで抜かれる(嘘)から寄らなかった。偉い俺。
まだ全然聴いてなくて、全部iPodに落として正月の楽しみにしますけども、これが買えた。

Hindi Film Songs & Instrumentals 1966-84

Hindi Film Songs & Instrumentals 1966-84

確かサラーム海上さんの本にも載ってなかったっけ。でも発売日を見ると違うのかな。ともあれ、これはわかりやすいし、面白い。ボリウッド音楽入門にはとてもいい。年代が出ているでしょう。この年代あたりの典型的なハリウッド映画音楽をベースにしているから、邦画や米国映画にしか慣れてなくても十分聴ける。ファンクあり、サイケあり、テクノ(なんだろうなあ)あり、80'sメロウなソウルあり(あるんだねえ。とってつけてついてない後乗りとチョッパーがかわいい)。ええと、そういう単語を使わないと、昭和のスパイものや安いアクションなどを想像してください。演奏のクオリティはなかなかです。その上にインディアン・ポピュラーらしい、抜けた女性の高い歌声が乗る。
最後の曲に「ブルーライト・ヨコハマ」に酷似したメロディーがあるんだが、これはなんなんだ。そういうのやフルカラーブックレットも含めて面白すぎる。全曲愛聴中。