代名詞のsame

インドや東以西/南のアジア諸国の同僚とやりとりするのが増えてもうそれなりなのだけど、ずっと気になってた言い回しがある。たとえば何か仕事のなんとかを人づてやなにかで送ったりするでしょう。そうすると、
"Kazuo, I received the latest version of A that you mentioned before. Thanks for the same."
なんてメールが来る。"same"。まあ意味は分かるし、おいらも英語はネイチブではないうろ覚えだからして、「まーそういうのもあんだろなー」くらいで置いていた。その頃は年上の偉い管理者やベテランばっかりと仕事をしてたから、そっちの方じゃ、あんだろなー、と。
そして数年。英語ヘタレをそういうやりとりへ片っ端から先輩のMさんと蹴り込み(笑)、まあMさんは人の良さがバレて足抜けできなかった訳だけど、それはいい加減止めないとヘタレのためにもなりませんよハハハいやマジで、さて、すっかりそういうヘタレが自信過剰に増長して来た頃に(無論俺たちだってそうだったけど、あそこまではならんよ(苦笑))、用事があってブツを出した。
"Thank you Saito-san for updates of B document. We'll review the same."
やっぱり言うんだよな。でも他であんまり聞かないんだよな。
ぐぐってみると、どうもインド〜タイあたりで使われてるらしい。アジア特有なのかね。面白い。元はなんなのかな。まあ、たまたま代名詞っぽく使われ始めた、としても納得できる。