浅川マキ&南正人@新宿PIT INN

昼から新宿。でっかい夢を胸に秘めた(笑)腹坊と待ち合わせ、からんと晴れた空の下、よく紅葉した街路樹をくぐってPIT INNへ。のざらしさん合流。ひさしぶりですなあ。
開場まで時間があるので、一度地上に出て隣の餃子屋で餃子にビール。いい年のオヤジ3人が、どいつもこいつもよれたコートにCD袋やリュックで、よく晴れた冬空の下、昼間っから地味にビールを飲んでいると、実になんというか、新宿が似合うな(笑)。なんつーの、丸井も伊勢丹も新南口もない方向の新宿に(笑)。
どんな客層なんだろうと戻るとこれまた、すごい客数。人気ありますねえ。椅子になんとか座れて待って30分して。照明が落ちて。小さい影が現れて。大きなサングラスに真っ赤な照明を反射して、小さな顔へ大きな影を落としながら。

よく来たわね.

ステージ観たまま固まりましたよ。初めて観たんですけど。すごい存在感。アカペラで歌うのだけで、すごい。それに南正人のギターと歌、セシル・モンローのドラム。まあそういうことです。1部でやった、セシル・モンローが叩く16だけに載せてあの唱法で歌うというか語るのには、らっぷーも吹き飛ぶわ。定演でもやるらしく、周りは慣れた様子だったけど、衝撃的でした。30年前の新宿にRanking Annが光臨したような(笑)。そうきたか俺。
2部になってどんどん乗ってきたメンバーにぐんぐん引き込まれて、終了。南さんアワーもあるし、4ビートもあるし、まったくヴェテランの手管に転がされまくり。夜の部があるのでアンコールは無し。でも大満足。もうちょっと空いてたらCD買って帰ったんだけど、なかなかの満員で断念。
外に出たらまだ夜だった。