平田

えー、ほとんど平田ファンがブロードウェイの喫茶店で話し込んでるのと変わらないのですが、もうちょっと(笑)。
解説者の話、実はガマゾン日本などの書籍紹介の最後に載ってる、石子順・造(ちょっとJPOPグループ名っぽく)の事だと勘違いしてました。今になって(遅い)調べたら、解説はIkegamiなんですね。失礼しました。石子順・造の話は「現代マンガの全体像」で読みました。

現代マンガの全体像 (双葉文庫―POCHE FUTABA)

現代マンガの全体像 (双葉文庫―POCHE FUTABA)

最初の数章で触れられてるだけで、その中でも矛先はほぼ石子順批判に向いているのですが、まあ、「造」の方も評価しつつ、悪い意味でインテリ臭いという表現があって、そのへんの事かなと。血だるま剣法解説にも名前が出てたからと言っても、憶測が走り過ぎましたです。
座頭市以来、本音を言うと平田漫画がすっかり気に入ってしまい、我慢していたのが一気にこれで決壊しそうな気分です。薩摩義士伝が読みたいなあ。なにしろ、なんにしろ付け焼き刃なもんだから、呉智英の解説にもあった南条範雄の「武士道残酷物語」を読みたいと思っていたら、artonさんの平田第一風はズバリその南条原作なんですね。読んでみます。