synergy
そんなこんなでウロウロしてて見つけた、ちょっと違うソフトウェア。
synergy
複数の隣接したPC/Mac/Unixマシンで、キーボードとマウスのイベントをシェアする。ある一台をサーバとして、そこでマウスを画面外に持っていくと、隣接しているほかのマシン(クライアント)へそれらのイベントを投げるようにそのまま切り替わる。戻すときもシームレスに戻る。どのマシンに投げるかは、こんなのをサーバで書いて用意しておく。
# synergy configuration file #サーバ/クライアントにそれぞれscreen名を付ける section: screens # こいつがサーバ tiroro.local: # こいつがクライアント machito.local: end section: links # サーバの右にクライアントのscreenがある tiroro.local: right = machito.local # これも一応書いといた machito.local: left = tiroro.local end section: aliases # aliasも貼れる machito.local: machito end
WindowsならGUIで設定できます。でサーバをあげて、クライアントにはサーバホストと自分のscreen名を指定してあげて(デフォルトはホスト名)。クライアントはつなげないと再トライしてくれるから、勝手に走ってても大丈夫。
いわゆるクリップボードも共有してくれるんで、たまたまSafariで見つけたWindows用のなんとかをコピってXP上のメモ帳にペーストして、なんてのがものすごく楽にできる。ちょっとやっただけだけど、日本語も通りました。XとWindowsなら画像なんかもやりとりできる、みたい。切り替え器やVNCもあるが、これはこれでなかなか便利なんじゃないでしょうか。
私はExpogestureというMac OS X上のソフトでマウスジェスチャーにF9(Exposé)を割り当てていて、これも、Mac側でキーイベントに変換され、Windows上に飛ぶ。そこで、上記のTopDeskが同じキー設定で常駐していると、なんと、Exposéしてくれちゃいます。つい癖でPowerbookのパッドを触ったらWindows側の全ウィンドウが縮小したのは、ちょっと感動。
手元にデスクトップとノートがあって、VNCやWindows RDC、Xで飛ばすには画面が狭いし、切替器買うのもちょっと、なんて人には向いてるんじゃないかしら。