あっちこっちの爺様の泣言や繰言をまとめて始末しながら、今日約束していたタイ料理を辞退。3周年記念でずいぶん混みそうだし、なにしろ胃が心配だ。
夕方になって早仕舞いする人もちらほら見えてきたところで後輩から「飲みにいきましょう」といわれる。人数が少ないらしい。Mさんと微妙な顔を見合わせる。うちら明日もピギーだしねえ。オレ痙攣だし。そもそも、今日は今帰国してる先輩と飲むんでしょ。だがしかし、さびしんぼうの後輩は行く気まんまん。Mさんの打ち合わせ終了を飼い犬のようにじーっと待っている。困ったもんだ。
抜けて適当にすいていた刺身居酒屋に入った。なんといいますか、実にしっかりとした不味さで感心する。先輩も交えて大体でおしまい。