散財

終わったらぶらぶら散歩。明日までは節約したいから、回るのは中古屋だけにする。弱い。関内ユニオンに寄ったら、立ち読み用で一冊だけ袋に入ってないレコード・コレクターズの表紙の角が切り落とされていた。カット盤ならぬカット本。万引き対策だろうけど、カット盤愛好家としては、これも市場に流れるんだろうかと思ってニヤリ。今イチ食指が動かない中古棚を通り過ぎたところで思い出波止場の新作「大阪ラ」が目に入ってしまった。とほほ。買います買います。弱いなあ。
もう散財はしないと心に誓ってイセザキモールを歩いてると古本屋があった。エロ本やゲーム攻略本は一切なく、でもガチガチの専門古書店でもない、いいお店。いや、店というよりも、本好きの友人の家に遊びに行ったみたいだ。チャンバラ映画本や昔のマーキーがそれぞれ10冊くらいあるのを眺めたり、たくさんある歴史物の背表紙だけ一冊ずつ追ってみたり。ここの人は戦前のチャンバラが好きらしい。俺のような初心者は戦後から遡って欲しいんだけどね。岡本綺堂の半七2冊と内田百間全集の文庫を購入。横にあった小栗虫太郎の「人外魔境」も欲しかったけど、定価480円に千円ついとった。今度にしよう。
店員のおじさんに聞いたら毎日21時くらいまではやってるとのこと。また寄りますと挨拶して出た。