ゆんゆんちくび

全然知らなかったのだが、原のmixi日記から暗黒童謡の話を辿って見つけた。電波ゆんゆんの発祥である宗左近作詞の校歌(http://fweb.midi.co.jp/~monora/kuraya/uchu.html)。「よんよん」「やんやん」というヴァリエーションもあるのですね。
更にひぐらし日記経由で同先生の作詞による千葉県市川市の賛歌「透明の芯の芯」を知った。無様な同語の反復や幼稚な組み替えの埋め草をひたすら垂れ流す歌詞、その中に尖るチクビ富士が万葉より伝わる手児奈の内気な純情を粉砕する。土地ゆかりの印象を完璧に隠蔽する味のない過剰抽象語句の採用により、縄文と河川と富士に言及できる類似都市ならどこでも市名を変えて歌える都市プラグイン機構搭載。思わずこっちも名盤解放同盟みたいな文になってしまうけど、頭でっかちの高校生が作ったデモテープみたいに、むしろ永遠に埋めてしまいたい程度の作詞力のセンセイでも懇願されちゃうジャパンはいい国デスネー。