壁が崩れると武闘に燃える

backbeat2004-02-27

いや燃えないけど。

会社ってのは今じゃ大抵分煙されてて、その喫煙室ってのは大抵、愚痴とか冗談とかプライベートな話とか、要するにOLが出てくる漫画の給湯室みたいな場所になる。

今日もそこで愚痴を言っていたついでに、「あーめんどくせー」とかなんとか言いながら側の壁を蹴ったら、直径が 70cm * 40cm 程の楕円状に、崩れた。別にそんなに力は入ってないのに。俺はサイヤ人か。童夢の人か。

どうやら元々その壁に直径の長さのヒビが少し入ってたのが原因らしいが、それにしても空いた穴のインパクトはでかい。会社設備破損には違いないのでお詫びと修理の連絡を取ったけれど、はるかに速いスピードで話題がビルのフロア中に広まり、声高に嫌煙を表明して日頃絶対近寄らない連中まで野次馬に並んでる。参ったねえ。

更に困った事に、安全委員の同僚が上司へ壁の破損が見つかったとメールで報告したのを見つけ、宛先も見ずに全員へ「私がやりました。むかついて蹴ったら壊れちゃいました」
と送ってしまったから、さあ大変。「むかついて」って。今年33歳ですよ。バタフライナイフとか持ってないですよ。

まあ結局はお定まりの始末書と喫煙室利用一週間停止とはなったけど、見た目が堅太り丸刈りヒゲ男のむかついた結果がサイヤ人級の破壊。日頃付き合いの無い人には完全に「キレるとヤバい武闘派」と思われた、んだそうだ。

で、舞踏派、いや渋さ知らズの後ろでぐにゃぐにゃしてる役の人じゃなくて武闘派、ってのは何なんでしょうね。検索して見ると腕力行使にすぐ出るとかそういうイメージのようだけど(でも、派、って何?)、文句も言えずに裏で壁蹴ってるような自分はどうみたって陰険な方じゃないのかねえ。