時代はSK

近所の商店街の外れに、じいさんばあさんでやっている豆腐屋がある。大層繁盛、とまでは行かないが、昔ながらの豆腐だし、

いやー、地震だ原発だっつったって、この辺は海沿いの埋め立てばっかりなんだから、騒いだってどうしようもねえよ、おにいさん。みんな死ぬまで生きるんだ、あはは。

ってなノリが嬉しくてちょくちょく寄る。いやまったくですわ。で、最近ところてんも置き出した。毎年置いてるらしいが知らなんだ。実は大好物なんである。毎日酒のアテにしてもいいくらいだ。しかもあれですよ。水の中のヤツをこれっつって、あの器具に入れて、押すの。

これやるとさ、どっかの子供がずーっと、あっちの家の前に座って見てんだよ。「やってみるか?」っつったら走ってきてさ。おにいさんも自分でやる?

実はやったことないんスよ是非、と言ってやらせてもらった。ニュー。大体ひと押しで2人分強はある。ずるんずるんいただく。
どうもね、最近気づいたんですが、「酸っぱ辛い」、SKな食べ物がやたら好きなんですよ。ええ。だから、黒蜜もおいしいが、SKのためにところてんは辛子と三杯酢。メヒコ料理はライムに塩に唐辛子。タイフード上等。カレーもトマトやらの酸味があった方がベター。