オーセンチック内臓

backbeat2011-02-27

毎年明けには川崎大師にお参りに行くのだが、今月に入って義父母に買ったお守りの御礼参りにまた行ってきた。ちょっと前の話だけどね。
1月の時分は参道に屋台がよく出ていて(各場所の縁石にガムテで店名が貼ってある)、曲がり角の酒屋が毎年出している煮込みを昼飯代わりに食うのだけど、さすがに2月の日曜となるともう店は開いてなかった。お参りしてから境内の屋台で煮込み屋を探す。どうもたこ焼きや串肉じゃないんだよなあ。数件見かけたものの、若いにいちゃんがビヨウだケンコウだと言っていてうるさい。そうじゃねんだよなあ。
と、出口の方まで行って見つけた屋台。ばあちゃんが一人。うるさい貼り紙や売り文句一切なしで「あーい、らっさーい」のみ。置いてあるのは鍋2つだけ。写真右が牛モツ、左が豚モツ。当然両方頼む。当然に山盛りで、当然にネギ入れ放題。「あい毎度ね。裏に椅子あるから使うかい?」と言われて裏に回ったら、他の屋台で焼きそば買った子供連れのママンがダッシュで空き席を取った(カバンなどで)ところ。即ばあちゃんが、

「あんた、そこはうちのお客さんの椅子だよ。悪いけどよそ行ってくれるかい」

なにようるさいわね、という顔をして去る家族に代わって着席。あーうめえ。この鍋で日がな煮てんだもんなあ。やってたらまた来よう。