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backbeat2010-11-28

キャメラ。いろいろ考えた。店でGRやらパワーショットを何度触ったことか。しかし、どうにもオイラは結局、なんとなく面白いと思ったものを、それが近かろうが遠かろうが暗かろうが明るかろうが、その場でベシっと撮れるのがいいんだろう、と思い至った。まあまあナイスにベシっと撮れれば。凝ったこともやってはみたいものの、自分で買ったCDすら聴けてない状態でそれはもう言うまい。
そういう訳でベシっとイケるヤツはないものか、と探しておったところ、ィヨドバシの店員に勧められたのがこのペンタクス。いやーならでもリコーCXもパワショットも、と思ったものの、光学10倍1cmマクロありUSB直接続SDHC手振れ補正がCCDと電子式の2つ、ISO6400、起動が早い。あとはオートモードと加工がちょこちょこと動画。それだけ。これで割引やらポイントで実質17000円。こういう割り切りは好きだ。以前から気になっていた、なんで本体色が黒と銀色しかねえんだよ問題も無理矢理解決(Pentaxはデザインがいいね。でもググってみると皆『当然黒だろ』ばかりでちょっとびびった)。これならいいかと購入。
実際いじってみると、いいんだけども、どうにもフルフルオートのホワイトバランス調整が気持ち悪い。慣れてないだけかもしれないが、こういう色だと思って構えているとどんどん色が変わるのはちょっとやりづらい。あと、あの光源に向けるとモニタに縦スジが出ますよね。あれが結構出る(もちろん写真には出ない)。AFでもフォーカスすると軽減するものの、やっぱり前のFinePixよりは出る。まあこれは値段か。とりあえずホワイトバランスだけはすぐ調整できるように設定。色は冷たくなくていいんだが。
値段的に「あれはあくまで普段用な訳でな」と言い訳できる価格帯だというのが理由の50%くらいある。この値段のPentaxはなんか色々割り切ってていいな。ライトな使い方だから3万は出せないけど、って人にはお勧めなんじゃないですか。IXYやサイバショットはなんか特定層があるよな。なんで毎機種毎機種、おばちゃんが着るセーターみたいな妙な塩梅の緑色や紫色を出すんだろうね。
という訳で、長年この日記写真を撮ってくれたキャメラで最後の仕事。彼は今後義父のもとで第二の人生(飼い犬や庭を撮るなど)を歩む。まあリアルブリカマや蚊取り線香、酔って潰れたアラフォーをしつこく撮られるよりはマシな生活になるんじゃなかろうか。ご苦労様でした。