マイコー

喉ちゃんに先日貰ったセレクトCDが素晴らし過ぎて、連休に観て来ました。ソウルやポップスは好きだけれども別にマイコーの特別なファンではなくて、ろくにアルバムも持ってないんだが、こういうダンスも歌も映像も全部全開にやるスタジアム・スタイルのエンターテイメントを、それもポップスで始めたのも彼であって、その彼の活動と成長が俺は10代からずっと側にあったから(感傷的なだけでなくて、洋楽聞き始めたくらいが『スリラー』だった)、気づかなかったけれども、やっぱ、でかいなあ、と思って観ていたら、ちょっと泣けた。
それに直接あたる場面は出て来ないんだけど、本当にマイコーが居ないんだと言うことがなんだか寂しくなっちゃいました。レイトショーでも最後には自然に皆さん拍手。おれも素直に拍手。彼が存命のうちの、報道の度に刻々変わる顔も変にベタな社会派メッセージも、いかにも大人になれなそうなスキャンダル話も大嫌いだったけど、自作期よりモータウン期のがポップスとして完成されてるし、Bad以降の迎合した音作りにはまったく興味が持てなかったけれど、と、これだけ文句を言ってもやっぱり寂しいのは、やっぱり彼の歌と踊りが本当に好きだったんだな。俺は。寂しいよマイケル。LP一枚も持ってないけどさ(笑)。あの頃はYou&愛のレン(略)。
ベストヒットUSA世代は一回は観ておくべき。ホント良いよ。みなとみらい109では来週なんと"Moonwalker"をやるらしいので観てきます。