読んだ
まだまだ積んであります。77冊目。
- 作者: 棟方志功
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1976/01/10
- メディア: 文庫
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「先醒(先生)」「生ませる(版画を作る)」など、独特の語法に癖があるし、途中につまんない著名人交友録があるし(本人は恩義があるんだろうね)、典型的な田舎者立志伝の構成だから、あんまりお勧めはしない。立ち読みしてからどうぞ。
オレは(交友録以外)そこそこ面白かった。よかったのはここ。
「(大島で崖から落ち、通行人に助けられた話をしていて)ありがたくって涙がこぼれました。本当のありがた涙でした。いまでも思い出すと『わたくし奇跡的に助かった所』と、記念碑でも建てたいと思うほどです」
あー、建てたい。オレも落ちて助かったら、建てる(笑)。