電車模様

この辺のヨドバシのは「東海道くん」なんだそうです。かわいいね。

「東海道くん東海道くん、この車両、混んでるしお酒やタバコ臭いし大変だよう」
「しょうがないよ、忘年会シーズンで終電の時間だもの」
「でもあそこのオジサンなんてウエップとかゆってるし、なんかあの香水臭いお姉さんとか、ガイジンが電車でビール飲んで臭い」
「...」
「..東海道くん?」
「うぜえなマジおまえ。」
「え?」
「文句あんならタクれや。1号まっつぐ走れば着くだろうよ。おれ、止まるわちょっと。マジむかついたこいつ。川崎でちょっとタバコ吸って明太子フランス食ってくる。」
「いやあのごめんちょっと待って、でも、あの、タクシーじゃ遠いから高いんで」
「カプセルもあんだろうが。うるせえなお前。で始発乗りゃいいじゃん」
「カプセルって汚なそうだし、お金かかるし」
「なら黙って乗ってろよこの貧乏人。俺は終電ですよ。踊り子とは違うんですよっつーのこのカス。なあ、大師くんと空港くんに羽田に沈めてもらうか。お前知ってるか、多摩川の双赤龍。」
「...あの、その、すいません。おうち帰りたいのですいません」
「ならちょっとSuicaだせや。タッチ一秒してくるだけだから」

こえー。まじこえー。絶対Viewスイカ狙ってるよね。


さて次回は、貨物線から成り上がった湘南くんに煽られっぱなしでいじけたひ弱な南武くん、鶴見川で「昭和」に目覚めるの巻。昭和は年号だけじゃないんだ、南武くん!!