おんこちしん

いっぱいいっぱいにオヤジ仕事、のうさを晴らすのにゃ、iPodだけじゃちょっとたりないのでリュックにもうちょっと詰める。H2G2と町蔵はもう書いた。H2G2が毎ページ開くたびに繰り出す薀蓄の彼岸を見、町田が踊らせた墨筆の穂先に捉わるPetitな外道に涙す。なんか半端にまねしてねえか。いやだねえすぐ感化されちゃって。

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

実録・外道の条件 (角川文庫)

実録・外道の条件 (角川文庫)

で、いっぱいいっぱいのため、もうちょっといっぱいいっぱいに、そうやってちょっとずつ読んでみる本を足した。
日本の書物 (ちくま文庫)

日本の書物 (ちくま文庫)

所謂本気の古典の紹介。1冊5ページ半全82冊。古事記から風土記日本書紀、霊異竹取伊勢源氏今昔太平曽我歎異大鏡風姿花五輪田夫曽根崎養生柳膝栗蘭学繁盛記、と、古代から近代まで紀田さん読みまくり書きまくりの古典ガイド。元は週刊新潮の連載だったらしいが、これだけ古いのに絞って5ページとはやるな。軽薄もびっくりだ。群ようこの解説だけが残念。なんで1冊あたり5ページ足らずの解説本で、ウケ狙いでネタ割るかな。それも最初の古代の方の面白いところだけを。そこが一番のツカミでしょう。品が無い。しかもすべってるし。それを置いても解説が全然つまらないので、無いと思って読みましょう。あー今昔読みたい。読めないだろうけど。
もうひとつはなぜかSICP。以前先生用の解説書を買おうとして、実はISBNがかぶり、原本だったもの。返品しようと相談したら、先方の古書店さんが親切にも、くれた。本当を言うと前の版の日本語訳上下巻をとある縁でパクり(一応書くと、合法ですよ)、新版の訳も買った。いったい何冊欲しいんだってくらいある。まあこれも、1章ずつ英語を拾いながら読んでいくと、1章ごとに上記の本と同じような感じなんである。「おお、あのrationalとcomplexがここで!!」みたいなさ(笑)。意味わかんねえけど。
そんな感じで、えーっと、タオルと外道と藤原とカッコ、それを包むフラメンコが肩の力を抜く特効薬となっております。