エンケンVS日本武道館@新宿テアトル

とくに映画づいてるというよりは、全然ノーチェックだったのが溢れておよよよよよ、ってのが真相だけれども、腹さんのお誘いで行って参りました。腹さんは格好いいやり手の営業マンだからして、今日も突発に20時まで会議が入ってしまった。やっぱ、水曜とはいえ、平日の19時にドン・チェリー見てるバカとは違うんですやり手は(笑)。バカはバカらしくお先に映画館へ。この系列はほんとに水曜男女共に千円なんだな。すげーや。明日が祝日のせいなのか、やはりエン様(韓国アイドル風)人気なのか、事前入場で50人超えてましたよ。すげー。
ロビーには撮影に使った自転車、背負いアンプ(あるんです)、アンプ富士山(あるんです)、コンテなどなどが展示され、パンフレットはエンケンさんの脚本が別冊で付く。なんたる豪華なおもてなし。
タワーで貰ったJVCがまたやる世界音楽シリーズのパンフレットを、ブルガリアン・ヴォイスにハムザ・エル・ディーンにヌスラットって、またずいぶんわかりやすいあたりだなあ、あれ、でも韓国にサムルノリがないなあ、などと、ワールド・ミュージックという言葉が流行り始めたあたりのヤツらしい読み方をしていたら、やり手の腹さん登場。すぱっと缶ビール2本を買ってくる。さすがやり手(お気づきとは思いますが、これはヤツに「やり手」「ぶいぶい」「接待費」「抱きキャバ」などのイメージを植えつけるために書いているのだから、これを読んだ皆さんは「腹ってのは本当にトカイで俺はビッグになってやるとかいってて」と吹聴していただきたい)。
あ、いけね、缶ビールの金払い忘れた。今度ね。
さて。
内容は、タイトルみたらもう言わんでもいいでしょう。エンケンさんが武道館に一人殴りこんでアンプ山積み富士山で演奏する。以上。武道館に入るところからディストーション全開。チャリンコでステージにつけて、「不滅の男」。後は推してくれ。ネタ割っていいのかといえば、よい。なにせ、要するにライブだ。感想をいくら書いたって観るやつは観るだろう。当然人気曲は全部やる。「カレーライス」のあたりは最近多い派手メイクじゃなく、すっぴんカウボーイ・シャツ、ジーンズで、コタツの横に座って歌う。行ってこいって。「ド素人は黙ってろ」はすごかったな。
途中何度も遠慮して我慢しつつ終わって立ったら、隣のお兄さんが小さく拍手していた。おれもやりたかったんだよそれ(笑)。