工場

昨日の夢。
家族親戚で賑わった実家に居る。昼寝してたらガキんちょどもにいたずらされたり。
夜になって2階でひとり寝ようと横になったときに地震。震度2くらい。最近地震が多いなあと思っているうちに収まる。じゃあ寝ようと目をつぶったところで、また地震。やけに横揺れが大きい。窓の外をみると、半端じゃなく横に揺れているようだ。まずいんじゃねえのこれ、と思った途端、家が横に揺れて、戻らず、そのまま、隣家に向けてバターンと倒れた。おいおい、と起き上がる間もなく、もう一回バターン。転がって隣家の上に乗ったらしい。この辺が夢っぽい。
隣家の向こうにある通路へ窓から飛び降りて戻ろうとすると、途中に何かの工場があって進めない。ゲートにいる夜勤さん数人と警備員に話しかけるが、夜勤のおっちゃん達は「おー、大変だそりゃ。ちょっぷ、ちょっぷ、うりゃー。なめんあおらー、おれは昔やってんだぞ、うらー」と互いにじゃれあう実にダメ酔っ払い状態で、さっぱり話が通じない。無口な警備員の方へ「おれんちが地震で倒れちゃって大変なんですよ。そこまで入れてくださいよ」と頼み、ゲートを開けて貰ったのに、そのダメ夜勤おじさんが近寄ってきて、進むのを制する。

「兄ちゃん、家、大変だな。その家の中に、あー、プレメックス、ありましたか?」
「は?なんすかそれ」
「プレメックスは、***で***を化学処理する工程に使うものです(能書きをそのまま読み上げたように、変に丁寧)」
「...あるわけないでしょ、おいちゃん。うち普通の家だよ」
「じゃあ、あとは、火を使う道具とかが危険だな」
「....だっかっらっ急いでるんじゃねえか、てめー」

もうほっといてくれとゲートを通り、警備員が構内を走るために手配してくれた個人タクシー(苦笑)に文句も言わず乗り込んだ、ところで目が覚めた。
4時半。
目が冴えたのもあるけれど、馬鹿馬鹿しくてもう寝る気がしない。それにしても地震の描写が漫画みたいでさっぱりなのと対照的に、ダメ親父の活き活きとした動きはいったいどうなんですか、俺の夢。
気になってググってみたが、プレメックスという化学薬品は見つからなかった。同名の、1998年度グッドデザイン賞を受賞した搬送用ロボットがあった。村田機械製。写真は違うものだけど、まあ大体同じ形状です。