お引越

backbeat2005-10-14

先日また横浜に越してきたJさんのPC設定に伺う。横浜線沿線の、言ってみれば開けたベッドタウン。だが、この人は昔から、非常にいい鄙びた物件(笑)を引く。今回も以前と変わらず木造の2DK。丁寧に使われていたらしい広々したキッチンが気持ちいい。両側の隣室には生まれたばかりの赤ん坊が居て、PC設定をしている間にもよく泣いている。腹減ってんのかねえ、夜帰ってきてもさ、悪くて音楽かけらんないからすっげえ早寝になったよ、まあそりゃあ、鉄筋に住んでたって気遣うものな、なんて話をしながら設定を済ませる。高野文子の、工場で働くダンナと奥さんの話をなんとなく思い出した。

棒がいっぽん (Mag comics)

棒がいっぽん (Mag comics)

あとでTaちゃんに聞いたらこれだって。あの空気がいい。
Jさんが実家を出た頃の部屋にもよく行ったし、就職してから実家にも寄った事があるんだが、この人は必ずAV機器を窓側の低い棚に置き(アンプは必ず棚の左下)、窓に向かって左にCD/LPの棚を置く。なんで?と聞いたが「考えた事もなかったよ」だと(笑)。別に悪いことはないんだが、生まれ育って覚えた癖ってのはあるもんだな。
一通り終ってから札幌帰りのTaちゃんと3人で駅前のご家庭居酒屋。おいしかったな。Taちゃんは一人で札幌パルコの横あたりをうろついてたんだと。いや、それって札幌在住の若い子が普通に遊びに出てるのとかわんねえから(笑)。もうちょっと観光っぽいことしなさい(笑)。お土産に夕張メロンゼリーをいただく。これは凍らせてもうまいんだよね。ありがとうさま。