リッピング地獄
先日Musical Batonの時に、何枚持ってるって質問は今ならHDD何バイトって聞いてもおかしくない、と書いたけど、あれ、やっぱりウソ。オイラはほぼ録り切ったからそのままiTunesの表示を書いたけど、ふつう録らないよ。たぶん4、500枚でかなり苦痛、1000枚超えたらもう絶対録らない。1000枚ってのは大体、CDを縦置きに、10段くらい並べた棚1棹分。この棚をだね、
- 録った/録ってない区別が付くように端から順番に録る。「あ、あれ聴きたい」なんてランダムに抜いてると分別して棚に戻すのがすげえ大変
- 録っている間は棚のCDの順番を入れ替えてはいけない
- 録っている間に買ったCDは別に分けておかないとわからない
- 上のひとつでも失敗すると、もうごちゃごちゃでやる気がでない
- 全部録るのには1枚3分で50時間。一日10枚処理して25日。
ほぼ一ヶ月毎日、残業の日も飲み会の日も家族サービスの日もこれを耐えないと録れないんだよ。無理だよ普通。自分が録り終わったからって適当に答えてすいません。落ち着いて考えたらですね、私も、上の失敗をして挫折してはまた録りはじめ、延べで3年かかってるんです。いやほんとに。タイムスタンプにそうある。なんで最後までやったかっつーと、
- 最初はPCで聴けるというのが面白かった
- 入れるたびにCDDBやFreeDBから情報が入ったり、自分で入れるのもおもしろかった
- やってくうちに、飽きる
- 飽きたんだが、こっちのアルバムはPCで、次のアルバムはまだ録ってないからCDで、というのがすごい面倒
- でも上の失敗があるから、録ってないやつを録るならそこまで順番にやった方がいいのはわかっている
- 泣きながらそのアルバムまで棚を順番に処理。生ディグダグ状態
- やっとたどり着いたCDケースを開けると違うCDがこんにちは
- もはや最後まで行かないとこのアルバムは聴けないかもしんまい
- 死の行進
という、もう脅迫に近い状態だったから。でも、もし(腹のように)HDDが飛んだら、もう二度とやらないと思う。だから、バトンが回った人で「あんまりCDってPCに落としてないんですいません」と書いてた人は、恐縮する必要はないですよ。それなりの枚数があって全部やってるやつなんて、そうそう居ません。
教訓。
- プレイヤー買って楽しいうちにとにかく録りまくれ。飽きないうちに。
- CDROMドライブとHDDドライブの接続バスは分けて、毎日録り終わってる曲を聴くときに裏で録ると楽
- 録った分と録ってない分はわかるようにしとけ。結構イライラするもんだよ。
あんまり教訓にはならねえなあ。