YMO

backbeat2005-04-27

21世紀になっても、みんな大好きYMO。ちょうど散開したあたりに音楽が好きになったオイラは、クラスの悪友達に頼んで、彼らのお兄さんやお姉さんがビートルズなんかと一緒に棚にしまっているLPを黙って持ち出してもらっては聴いておりました。このバンドの話をするとYMO神信者が「いや知ったこと言ってんじゃねえ」と小六時間は離してくれないから外で話はしないことにしてますけども(笑)、リアルタイムのファンが買っていたLPで全部聴けたっつーのは結構お得でしたな、今考えると。数枚、返してないのがあるのは、時効(苦笑)。曽根君はお兄さんに殴られたんだろうなあ。さてその中期作に「テクノでリック」、おいおい今度は「で」かよ、すんげえ半端な乗り遅れたファンカラティーナ歌謡みたいだな、じゃなくて「テクノデリック」ってアルバムは、その後の「BGM」と一緒に、以前のキャッチーさが無くなっちゃって「暗い」「わけがわからん」とよく言われておりました。
さて、実は私、単純にその「テクノデリック」に入っている「体操」と言う曲の歌詞「みんな元気に痙攣、痙攣」を胃痙攣につないで自虐したく、あとはネタをちょっと練ってお題をつなぎ、最近恒例の「投げっぱなし」オチで終わればいいかと思っていたのです。でも、その参考にガマゾンJPを開いておったらエディターレビューに見事な誤字を見つけてしまい、どうでもよくなりました。

YMO の最高傑作」と評されることも多い問答無用の名作なのだが、その内容は、「ソリッド・ステイト・サヴァイバー」のキラキラとしたポップ感からはまったく想像できないほど、暗く、重い。陰鬱なムードを漂わせる旋律、抽象的な印象を与えるリズム、深い海の底にいるような気分になってくる音像。アンビニエント・テクノ、

どのキーをどう押したら「に」がそこで入るかな。コンビニエント・テクノ。